歴史から学ぶ⑨ 日本が日露戦争に勝てた理由【Part4】

歴史に学ぶ
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日本の誇らしい歴史が「抹殺」された理由

しかし今ではその日露戦争での裏側の出来事について語られることはほぼありません。
なぜか?理由は簡単です。
戦後、「二度と強い日本を見たくない」と願った占領軍 GHQ によって日本の誇らしい歴史が「抹殺」されたからです。
連合国は先の対戦で多くの死者を出しました。

普通の有色人種はちょっと脅せばすぐにビビって白旗を振ってきたのに
日本だけはそうはいかなかったのです。
この日本の潜在能力は連合国の想像を遥かに上回るとてつもないものでした。
そこで日本人の底力を添えた GHQ はその強さの源泉を祖国と祖先への誇りにあると考えました。
そして彼らのそのような「特異なメンタリティ」を後世に残すと連合国にとって都合が悪い。
いつ反撃されるか分からないと考えたのです。
それから「戦前の屈強な日本人特有の精神」後世に残さないために
戦前の日本の功績・伝統・教育を全て無かったことにしたのです。

実際に戦時中は小学生の教科書でも日露戦争については10~11ページにわたって紹介されていたのに、今はたった数行しか使われていません。
しかしそのたった1行2行の出来事の中には数々の先人たちによる壮絶な葛藤や苦悩、ドラマが詰まっていてそれが現代の日本社会の基盤を作り今の私たちがあります。
ですがそれらの日露戦争のウラ側の出来事を知らないと
「事実に基づかない商業的なフィクション」や「デタラメを言うメディア」によって作られた
日露戦争のイメージがどうしても頭の中で先行してしまいます。
そうなると
・ただ開国後の日本は好戦的でロシアに喧嘩を仕掛けた
・日本のトップは仲間の命を使い捨てにしていた
・日本の司令官は無能だった
などの妄説を無意識に信じてしまい、結局何が真実かはしれないまま
今の日本を作ってくれた先人を誇ることはできません。

最後になりますが、そこで GHQ が消し去った「日本が最も強かった時期である日露戦争のウラ側」
をより多くの人に知って頂き、偉大なる先人がいたことを少しでも知って頂ければと思い今回ご紹介させて頂きました。

以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

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