歴史から学ぶ② 疫病の人類史 日本国民が感染症に勝利するためのヒントを歴史から学ぶ

歴史に学ぶ

皆さんこんにちは!
AKIRAです。

今回は疫病(えきびょう)の歴史について説明します
まずはこちらから

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疫病の感染源

・エボラ出血熱‥サル
・ペスト‥ネズミ
・天然痘‥牛
・麻疹(はしか)‥豚

疫病の感染源は家畜や動物であることがわかります。
もともと家畜や動物の体の中にある疫病のウィルス自体は
家畜や動物はウィルスと上手く共存できていたが
そのウィルスが人間の体内に入り込み、人間の体内では共存できない為
疫病が広まると言うのが毎度のパターンのようです。

疫病を防ぐには?

現在猛威を奮っているコロナウィルスも含めて人類が疫病を防ぐにはどうしたらいいのでしょうか?
今回は少し視点を変えて私たちが【疫病のウィルス】になり
ウィルス達の気持ちを考えてみましょう。
ウィルスの特徴として、ウィルスには自己増殖機能はない事も覚えておいてください

【疫病のウィルス】が無くなる(死ぬ)パターンは2つのケースが考えられます。

・寄生した人間が亡くなりウィルス自体も死ぬ
・感染した人間が抗体を持ち体から排除される

よってウィルスはこの2つのパターンを避けながら生き延びる事を考えなければなりません。

人類の文明で疫病が絶えなかった理由【都市化】

恐らくですが、下記の理由により日本の縄文時代には疫病は無かったと思われます。
・疫病の元となる家畜がいなかった事
・人口密度が低かった事(狩猟・漁業などが中心だったので人が集まらなかった)

日本は弥生時代から農業(稲作)が始まった事により
農業の普及によって人口密度が高くなり(人が集まり)やがて【都市化】が進み
疫病が発生する源となりました。

日本を例に説明しましたが、古代メソポタミア文明から疫病が存在しているのは【都市化】が原因だと言う事がわかります。
古代メソポタミア文明の当時は小麦の生産が盛んで人が集まり、人口密度が高くなった【都市化】のが原因と言われてます。

ここまでの説明で分かったと思いますが【都市化】はウィルスが例え寄生した人間が亡くなっても
ほかの人間に寄生できる環境なので、ウィルスにとっては最高の環境であることがわかります。

人類の文明で疫病が絶えなかった理由【抗体】

小さいお子さんや赤ちゃんが沢山の予防接種をするのは、疫病に対して抗体を持たせる為なのは皆さんご存知だと思います。
昔はもちろん予防接種のシステムはありませんでした。
では昔の人はどうしてたのでしょうか?
昔の子供たちは自然に疫病や感染症にかかり、そこで抗体を得て大人になっても感染しないと言う自然に任せた治療法しかありませんでした。
ここでのポイントは、子供の頃に疫病や感染症にかかるには人口密度が高い所【都市化】に住んでる必要があります。
【都市化】で育った若者はどんなに華奢でも疫病や感染症を小さいころに克服しているので抗体があります。
問題なのは【農村部】に住んでる若者です。人口密度が低い=【農村部】で育った若者は
小さい頃に疫病や感染症を経験していなので抗体がありません。

例を言うと、19世紀のフランスで起こったナポレオン戦争の時には
フランス中から若者をかき集めたそうです。
その時に流行した疫病で亡くなったほとんどが【農村部】で育った若者たちでした。

今回の新型コロナウィルスについて

最後に今回のウィルスは未だに解明されていないことが多く
ワクチンも未だに開発されていない状況です。

今回のウィルスの特徴
・高齢者の死亡率が以上に高い
・ヨーロッパとアメリカの死亡率が以上に多い(3種類のウィルスの存在説が濃厚)

疫病の歴史から見ても人類は何度も疫病を経験して乗り越えてきてますので
今回のウィルスも一人一人が高い意識をもって行動する事がいまは大切だと思います。

以上になります。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。

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