歴史から学ぶ④ 移民受け入れが日本を滅ぼす理由

歴史に学ぶ

皆さんこんにちは!
AKIRAです。

今回は欧州連合(EU)から離脱したイギリスと日本についての話です。

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日本の外国人移住者数(流入数)

まずはこちらのグラフを

こちらは2017年度の【外国人移住者数(流入数)】ベスト20か国のグラフになります。
3位がイギリスで、4位がなんと我が国【日本】となっております。

この中で3位のイギリスと4位の日本を今回は取り上げたいと思います。

近年のイギリスについて

まずは近年のイギリスの動きについて
2016年06月23日 イギリスの国民投票でEU離脱派が勝利(=ブレグジット)
2019年12月12日 イギリスの総選挙でブレグジット派の保守党が大勝
2020年01月31日 イギリスがEUから離脱

イギリスは何故EUから離脱したのか?

皆さんはEU(欧州連合)についてどのようなイメージを持ってるのでしょうか?
ほとんどの人が【経済的な同盟】と思ってる人がほとんどだと思います。
実はベルギーのブリュッセルにある「欧州議会」が作った法律をEU加盟国は守らないといけません。
また、EUに加盟している国は諸外国との外交政策において独自路線を貫くことはできません。
EU加盟国すべての国の承認を得られなければ諸外国との外交政策を独自で決める事はできないのです。
つまり国独自では移民の制限もできません。
これは余り知られてないと思います。
イギリスがEUから離脱したのは上記のように国が自由に決める事ができない事が最大の離脱の理由でした。

イギリスに駆け込み移民

近年のイギリスについてを見て、感のいい人はピンと来たかもしれませんが
2016年06月23日 イギリスの国民投票でEU離脱派が勝利(=ブレグジット)した事によって
EUを離脱したイギリスが「厳しい移民受け入れ制限」をするだろうと予測した移民たちによって
駆け込み需要ならぬ【駆け込み移民】が発生し、イギリスの移民が急激に増加しました。
2017年時点で、イギリスが世界第3位になったのはこのような理由からです。

イギリスに駆け込む移民はどこから来るのか?

結論から言うとイギリスの移民はフランスから来ます。
何故でしょうか?
フランスも移民人口は世界第8位と諸外国と比べても移民は多い国です。
では何故フランスにいる移民がイギリスに移りたがるのでしょうか??
答えはどうやら「失業率」のようです。
ユーロスタットの最新データによると、フランスの失業率は直近で8.9%
イギリスは4.1% イギリスは完全雇用に近づいており、当然ながら移民が仕事を獲得する可能性がフランスよりもイギリスに高まるわけで、イギリスに移りたいと思う移民が増えているのが分かります。

移民受け入れが日本を滅ぼす理由

政府が人手不足を理由にこれからは海外の労働者の力を借りる「移民受け入れ」を表明してますが
上記を理解したときに、我が国の2%台の失業率・あるいは生産年齢人口比率(ついに60%を切りました)の低下が否応なしにもたらす
人手不足が磁石のように「移民」を惹きつける可能性があることが容易に理解できます。
現在の日本での移民推進は、色々な意味で「危険」なのです。
というよりも世界屈指の低失業率の我が国が移民に門戸を引く事は、歴史的な自殺行為です。

最後に

日本の人手不足・低い失業率は今後20年は続くと言われてます。
と同時に近隣国である中国や台湾の若年層失業率は二桁を超えています。
近隣国にとっては今の日本は最高の移民受け入れ先にとなっています。
別の機会にまた続きを書きたいと思いますが
移民が増えるとその国の治安や秩序が崩壊してしまいます。 
我が国日本はそれだけはなんとしても避けたいところです。
では、移民の力に頼らず日本独自で人手不足を解消するにはどうしたらいいのか?
日本の皆さんは考える必要があると思います。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

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