現代を学ぶ⑧ AIに負けない!これからの時代を生き抜く力【ひらめき】について

現代を学ぶ

皆さんこんにちは
今回はひらめきの必要性についてお話しします。
従来の日本の教育は答えのある問題を早く解くことを最優先として教えられてきました。
しかしこうした事務的な作業は AIが最も得意とする分野であり今後、AIに仕事が置き換わっていくことを考えると人間にとって重要ではなくなっていきます。
そこで【ひらめく力】が必要になってくるのです。
【ひらめき】とは AI からは生まれません。
 AI時代になった今だからこそ、人間にしかできない
【ひらめき】という能力が求められているのです。
 そもそも【ひらめき】とは何でしょう?

【ひらめき】とは素晴らしいアイデア を瞬間的に思い浮かぶことです。

例えばアインシュタインは子供の頃に
「光を光のスピードで追いかけたらどうなるんだろう」と【ひらめき】ます。
そしてその【ひらめき】を追い続けた結果、人類の時間や空間の考え方に革命をもたらしたのが
相対性理論なのです。
ではこれから、この【ひらめき】を生むために必要なことを3つお伝えします。

脳へのストレスがひらめきへの手がかり

まず一つ目は
・何かを思い出せない
・考えつかない
という脳へのストレスがひらめきへの手がかりとなるということです。
オックスフォード大学教授のロジャーペンローズ氏は
想像することと思い出すことは似ていると話しています。
想像することとは【ひらめき】であり、思い出すことは【ど忘れ】の事ですが
この【ど忘れ】がひらめきを理解する上で重要になってくるのです。
記憶を処理する部位は脳の大脳皮質の側頭葉にあり
様々な記憶はそこに収納されるように編集されていきます。

そこに前頭葉からこういう情報がほしいとリクエストがきますが
側頭葉から返答が帰ってこない状態のことを【ど忘れ】と言います

脳科学ではこの状態を FOK 日本語で「既知感」と呼びますがこの詳細のメカニズムは未だにわかっていません。

でも確かに【ど忘れ】した状態から思い出した時と、何か良いアイディアを【ひらめいた】ときの感覚はとても似ていることから
類似性があることがわかりますよね?
つまり何か思い出せない、思いつかないという脳にとってのストレスは【ひらめき】を生むチャンスなのです。

さまざまな知識や経験の記憶を蓄積

そして2つ目は
さまざまな知識や経験の記憶を蓄積することが必要です。
良いアイデアを【ひらめく】ためにはまず大前提として記憶を司る側頭葉に学んだ知識や経験を入れ込んでおかないといけません
無から有は生まれることはありません。

学習することにより知識を蓄えておくことで点と点がつながりひらめきが生まれるのです。
スティーブジョブズはスタンフォード大学でのスピーチで「点と点をつなげろ」と話しています。
あらかじめ先を読んで点と点をつなぐことは出来ず、あとから振り返って初めて点と点がつながり意義があったことを認識できるのです。
したがっていろいろな経験や知識を得ることが【ひらめく】ために大切なことなのです。

自分の脳がリラックスできる状態を知る。

そして3つ目は
自分の脳がリラックスできる状態を知る。ということです
いいアイディアを【ひらめく】タイミングというのは脳はリラックスしている状態が多く例えばいつも歩いている散歩中やお風呂に入っているときなどに起こります。

大切なことは自分がどういった状況だと【ひらめき】やすいのかを知ることです。
今まで自分が、いいアイディアを思いついたシチュエーションを分析し、その状態を1日のルーティンの中で多くすることで【ひらめき】力を高めることができるのです。
つまりいろいろな経験や知識を得て思いつきたいことを常に考え続けること
そしてリラックスできる状況を作ることでいいアイディアを【ひらめく】ことができるのです。
この【ひらめき】力がこれからの AI の時代に必要になってくるのです。
もちろん、ひらめいたことはすぐ実践していかなければ意味はありません
余談ですが流れ星が流れた時に願いを唱えるとその願いが実現するといいます。
私はこれを少し違う見方をしています
それは流れ星が流れる瞬間ですら常に考えている願いだからこそ
その人は努力して願いを実現できるのだと思います。

今回は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

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